通常の指値注文とは異なり、買いの場合は「指定価格以上になったら(成行で)買い」、売りの場合は「指定価格以下になったら(成行で)売り」を行う注文方法です。
逆指値注文を活用すると、以下のことができます。
損失を抑える
事前に損切りしたい価格で逆指値注文を出しておくことで、価格が予想より大きく下落した場合に損失額の拡大を防ぐことができます。
相場が上昇している時に購入する
テクニカル分析などにより上値の節目を越えた場合など、価格が上昇トレンドに入った際に、あらかじめ「指定価格以上になったら(成行で)買い」の逆指値注文を出しておくことで、上昇トレンドを見逃すことなく購入することができます。
利益確定売り
価格が買値より上昇している時に、今後 価格が下落する場合に備えて、あらかじめ「指定価格以下になったら(成行で)売り」の逆指値注文を出しておくことで、一定の利益を確保する注文方法です。
例えば、1QASH = 200円の時に購入したとします。
現在、1QASH = 240円になり今後も上昇しそうです。
しかし万が一価格が下落する場合に備えて、あらかじめ「1QASH = 220円以下になったら売却する」という注文を出しておくことで、20円分の利益を確保できます。
注文方法は、逆指値注文を出す手順をご覧ください。
※ショートポジションの場合は動きが逆になります。