トレール注文とは
トレール注文は逆指値注文の一種です。
トレール幅(価格 or %)を設定すると、設定した幅分の不利な値動きをした際に取引が成立します。
Liquid by FTXでは新規注文の際にトレール注文を利用することができます。
逆指値注文との比較
逆指値注文は、現在より不利になった場合のピンポイントの価格で設定が可能です。
一方トレール注文は 価格ではなく幅(価格 or %) で設定します。
設定した幅の分だけ不利な値動きをした場合は注文が成立しますが、有利な値動きにはトレール幅を保ったまま価格を追従し、逆指値の設定値を自動修正します。
どんな時に使うの?
現在より高い価格で新規買注文したいが、しばらく揉み合いそうなので様子を見ながらできる限り有利に成立させたい場合などに利用します。
Example.
- 現在価格 :10円
- トレールタイプ: 価格
- トレール幅:1円
- 方向 :買(現物)
- まず、逆指値は11円で初期設定されます。
- 市場価格が8円まで下降したとすると、逆指値の値が9円に引き下がります。
- その後、市場価格が上昇を続けると、9円で成り行き注文で注文を行います。
このように相場を追従しながら逆指値の値が自動修正されるため、注文設定当初の11円で成り行き注文を出すよりも有利な価格で成立する可能性が高まります。
※売注文の場合は動きが逆になります。
実際の注文方法は、トレール注文を出す をご覧ください。