追加証拠金制度とは
土日祝日を含む当社営業日の午前9時時点でレバレッジ取引のオープンポジションの証拠金維持率が100%を下回った場合は100%に不足する額の追加証拠金(マージンコール)が発生します。
2銀行営業日以内で当社が定める期限までに追加証拠金が解消されていなかった場合、もしくはそれ以前の時点で下記のロスカットの発生条件に該当した場合はロスカットルールが適用されます。
証拠金維持ルールについて
下記条件のいずれか、もしくは両方にあてはまる場合、証拠金維持ルールが適用されます。
- 証拠金維持率が100%未満
- 追加証拠金が発生している
証拠金維持率の計算方法はこちら
証拠金維持ルールとして制限されること
- レバレッジ取引において新規注文ができなくなる
- 現物取引において日本円を用いた買い注文ができなくなる
- 出金ができなくなる
※証拠金維持ルールの適用は遅延することがあります。 適用の遅延により発生した損失等について当社は一切責任を負いません。
追加証拠金の解消方法
2銀行営業日後の午前9時 (日本時間) までに追加証拠金分の日本円を充当する必要があります。
既に追加証拠金が発生している状態で翌日の午前9時の判定で追加証拠金の不足額が増えた場合、その不足額を1 銀行営業日以内に解消する必要があり、期限までに追加証拠金が解消されない場合は、ロスカットルールが適用されます。
下記いずれかを行うことによって追加証拠金分の日本円の残高を増やしていただくことが可能です。
- 当社口座への日本円の預入
- 暗号資産の現物を売却し日本円にする
- 建玉の決済
- 執行中注文のキャンセル
追加証拠金発生後、相場の変動等によりお客様の証拠金維持率が 100% 以上となったとしても、追加証拠金の解消に必要な金額分が充当されない限り追加証拠金の解消とはなりませんのでご注意ください。
※相場が急激に変動した場合には、追加証拠金ルールが適用される前又は適用中であってもロスカットルールが適用される場合があります。
※追加証拠金ルールの適用は遅延することがあります。 適用の遅延により発生した損失等について当社は一切責任を負いません。
追加証拠金が発生した際の解消期限スケジュール
追加証拠金のスケジュール計算には2つの種類の営業日を利用します。
当社営業日 | 土日祝を含む、毎日 |
銀行営業日 | 土日祝を除く |
追加証拠金が発生した翌銀行営業日から起算して、2銀行営業日目の午前9時が追加証拠金の解消期限となります。(解消期限までに追加証拠金不足分が解消しない、または解消期限前でも証拠金維持率が30%を下回った場合はロスカットが発生します。)
1日目:追加証拠金の解消に必要な金額をご案内
2日目:追加証拠金が解消されていない場合、改めてご案内
3日目:追加証拠金の解消期限
スケジュールの例
- 10/4(月)に追加証拠金が発生した場合の解消期限は、10/6(水)の午前9時となります。
- 10/8(金)に追加証拠金が発生した場合の解消期限は、10/12(火)の午前9時となります。
- 10/16(土)に追加証拠金が発生した場合の解消期限は、10/20(水)の午前9時となります。
追加証拠金の判定は土日祝を含め、毎日判定されます。(当社営業日)
追加証拠金の解消期限は平日が期限となります。(銀行営業日)
当社の営業時間は午前9時から翌午前9時となります。
ロスカットルールとは
ロスカットの適用条件
下記のいずれかの条件を満たした場合ロスカットルールが適用されます。
- 証拠金維持率が 30% を下回った場合
- 追加証拠金ルールに基づき、追加証拠金が期限内に解消されていない場合
1. 証拠金維持率が 30% を下回った場合
最初に執行中注文が取消され、それでも証拠金維持率が30%に満たない場合、建玉を損失の大きい順に証拠金維持率が30%を超えるまで成行で決済します。
※ロスカットルールが適用された場合でも建玉が残り、なおかつ追加証拠金の解消に必要な金額を充当できなかった場合は追加証拠金の状態が継続します。
2. 追加証拠金ルールに基づき、追加証拠金が期限内に解消されていない場合
最初に執行中注文が取消され、それでも追加証拠金の解消に必要な金額に足りない場合、建玉を損失の大きい順に追加証拠金の不足分を充当するまで成行で決済します。
※ロスカットルールの適用は遅延することがあります。 適用の遅延により発生した損失等について当社は一切責任を負いません。
ロスカット手数料
ロスカットルールにより決済された場合は、下記の計算方法で手数料が発生いたします。
決済レート × 数量 × 0.2%